コボットの業務自動化の具体的な例を説明し、この記事を読むことによって業務フローをどのように自動化するのかについての知識を深めることができます。
1. 活用方法
コボットは様々な業務フローを自動化することができます。業務フローの一部をRPAに組み込む方法から業務フローの全自動化まで業務規模に合わせて、幅広く行うことができます。こちらでは3つの例を挙げて業務フローの自動化についてご紹介します。
2. デスクトップの自動化としての活用方法
こちらではコボットを使用した業務フローの一部を自動化する活用方法についてご紹介します。
このような活用方法を実践していただくことによって、業務効率化によって空いた方に他の業務に割り当てることができます。業務フローの一部自動化ではロボットを手動で実行する必要があります。
【例】業務フロー内のExcel業務の一部を自動化した場合
「業務A・B・C」の業務フローのうち「業務A・C」を人で行い、「業務B」のみを自動化する場合は業務Aの完了後にコボットを手動実行する必要があります。下記は業務フロー自動化のイメージです。
3. ロボット社員としての活用方法
人が行っている業務フローを自動化する活用方法についてご紹介します。
このような活用方法を実践していただくことによって、人件費の削減ができるとともにミスを防止することが可能になります。ロボット社員として業務フローを覚えさせ、自動で決まった時間に稼働をさせたり、24時間稼働させることも可能です。自動化した業務を行っていた方には人にしかできないより有意義な業務をしてもらうことができます。
【例】業務フローすべての業務自動化を行う場合
こちらでは業務フロー内の「業務A・B・C」すべてを業務自動化する場合、業務を行う時間などを設定することによって決まった時間に業務を自動で行います。下記は業務フロー自動化のイメージです。
ヒント
RPAは教えられた業務を手順に沿って行うので、必要に応じて人の目でチェックを行いましょう。
4. システム連携開発と活用方法
こちらではシステムデータの転記作業を自動化する活用方法についてご紹介します。
このような活用方法を実践していただくことによって、システム開発に比べて低コスト・低価格で導入が行えます。人件費削減やミスの防止はもちろんUI(ユーザーインターフェース)に縛られることがなく業務自動化を行うことができるため、自動化業務の途中停止などのイレギュラーを防ぐ効果もあります。
【例】システムデータをkintoneへ登録を行う場合
こちらでは業務フロー内の「業務A・B・C」すべての業務を自動化し、「業務C」でシステムデータを情報集約ツールへ登録する場合、UIに縛られないため業務時間が大幅に削減されます。下記は業務フローの自動化イメージです。