「テーブルを取得」アクティビティのご紹介をします。
1.アクティビティのプログラム名
RCA.Activities.Word.GetTable
2.説明
Studio バージョン ~2.0.2.0
クイックアクセス: 「ツールボックス」 > 「Word」 > 「テーブルを取得」
Studio バージョン 2.0.3.0~
クイックアクセス: 「ツールボックス」 > 「Word」 > 「テーブルを取得」
Wordファイル内のテーブルデータを取得します。
※動作を確認したコボットStudioのバージョン:2.1.0.0、2.1.1.1
※バージョンによって文言などが一部異なる場合がございます
3.プロパティ
プロパティ項目 | プロパティ名 | 入力欄 | 説明 |
---|---|---|---|
その他 | パブリック | チェック項目 | ログにアクティビティ内の変数と引数がログファイルに書き込まれ、Centerにプッシュされる。(詳細は「プロパティ項目「パブリック」について」を参照) |
表示名 | 任意の文字列 | デザイナーパネルのアクティビティ名に反映される。 | |
一般 | エラー時に続行 | 値を入力(Boolean型) | True:エラー時に後続の処理に進む False:エラー時に処理を終了する |
出力 | データテーブル | 値を入力(DataTable型) | Wordファイルから取得したテーブルデータが格納される。 |
入力 | インデックス | 値を入力(Int32型) | Wordファイル内に複数テーブルが存在する際に、上から何番目のテーブルを取得するかを指定する。 初期値:1 |
4.使い方
「テーブルを取得」の使用例を参考に説明します。
【例】Wordファイルから、テーブルデータを取得する
「Wordアプリケーションスコープ」アクティビティで開きたいWordファイルを設定しておきます。今回はプロジェクトフォルダ内にある「Table.docx」を指定します。(「Table.docx」には下の画像のようにテーブルが入っています。)
※テーブルはWordファイル作成時、「挿入」タブ>「表」>「表の挿入」から挿入可能です。
「テーブルを取得」アクティビティを「Wordアプリケーションスコープ」アクティビティ内にドラッグアンドドロップで配置します。
次に、「出力>データテーブル」プロパティにDataTable型の変数「table」を設定します。
※変数の設定方法については、 「変数の作成」をご参照ください。
また、インデックスに取得したいテーブルのインデックス(対象のテーブルがファイルの先頭から何番目のテーブルか)を設定します。今回の場合、Table.docxにはテーブルが1つしかないため、「1」を設定します。
データが取得出来ていることを確認するために、「データテーブルを出力」アクティビティを「テキストを読み込む」アクティビティの下に設置します。
次に、「入力>データテーブル」に先ほど設定した変数「table」を、「出力>テキスト」プロパティにString型の変数「text」を設定します。
※変数の設定方法については、 「変数の作成」をご参照ください。
次に、「1行を書き込む」アクティビティを「データテーブルを出力」アクティビティの下に設置します。
「1行を書き込む」の「テキスト」プロパティに変数「text」を設定します。
「ホーム > スタート」をクリック、または、「F5キー」押下で実行すると、Wordファイル内のテーブルデータが出力パネルに表示されます。