「ファイルの有無を検出」アクティビティのご紹介をします。
1.アクティビティのプログラム名
RCA.Activities.FTP.FileExists
2.説明
Studio バージョン 2.0.2.0まで
クイックアクセス： 「ツールボックス」 > 「FTP」 > 「ファイルの有無を検出」
Studio バージョン 2.0.3.0から
クイックアクセス： 「ツールボックス」 > 「FTP」 > 「ファイルの有無を検出」
FTPサーバーにファイルが存在しているかどうかを確認することができます。
※動作を確認したコボットStudioのバージョン：2.1.1.2
※バージョンによって文言などが一部異なる場合がございます
3.プロパティ
| プロパティ項目 | プロパティ名 | 入力欄 | 説明 |
|---|---|---|---|
| その他 | ContinueOnError | 値を入力（Boolean型） | エラー時に後続の処理に進む。 |
| パブリック | チェック項目 | ログにアクティビティ内の変数と引数がログファイルに書き込まれ、Centerにプッシュされる。（詳細は「プロパティ項目「パブリック」について」を参照） | |
| 表示名 | 任意の文字列 | デザイナーパネルのアクティビティ名に反映される。 | |
| 出力 | ファイルの有無 | 値を入力（Boolean型） | ファイルの検出結果を格納する変数を設定する。 |
| 入力 | リモートパス | 値を入力（String型） | 存在するか確認したいFTPサーバー上のファイルのパスを設定する。 |
4.使い方
「ファイルの有無を検出」アクティビティの実際の使用例を元に説明します。
【例】FTPサーバー上のファイル「kobot.txt」の存在を確認する。
今回はFTPサーバー上のフォルダ「ftp_test」内にあるファイル「kobot.txt」を検出します。
「FTP」 > 「FTPスコープ」アクティビティを配置し、ファイルの検出を行いたいFTPサーバーへの接続設定を行います。その後、「FTP」 > 「ファイルの有無を検出」アクティビティを「FPTスコープ」内にドラッグ＆ドロップで配置します。
配置したらプロパティを設定します。「出力」 > 「ファイルの有無」と「入力」 > 「リモートパス」をそれぞれ以下のように設定します。
- ファイルの有無：Boolean型変数（今回は「result」とします。）
- リモートパス：”/ftp_test/kobot.txt”
※変数の作成方法について詳しくは「変数の作成」をご参照ください。
次に「コア」 > 「ダイアログ」 > 「メッセージボックス」アクティビティをドラッグ&ドロップで配置し、「入力」 > 「テキスト」プロパティに「result.ToString」と設定します
「ホーム > スタート」をクリック、または、「F5キー」押下で実行します。今回はファイルが存在しているので実行するとメッセージボックスに「True」と表示されます。