「PowerShell呼び出し」アクティビティのご紹介をします。
1.アクティビティのプログラム名
RCA.Activities.Core.InvokePowerShell
2.説明
Studio バージョン 2.0.2.0まで
クイックアクセス: 「ツールボックス」 > 「呼び出し」 > 「PowerShell呼び出し」
Studio バージョン 2.0.3.0から
クイックアクセス: 「ツールボックス」 > 「コア」 > 「呼び出し」> 「PowerShell呼び出し」
PowerShellコマンドを実行させるアクティビティです。
※動作を確認したコボットStudioのバージョン:2.0.4.0、2.1.0.0
※バージョンによって文言などが一部異なる場合がございます
3.プロパティ
プロパティ項目 | プロパティ名 | 入力欄 | 説明 |
---|---|---|---|
その他 | PowerShell変数 | 値を入力 | コマンドの現在のセッション内で使用される引数を表す名前付きオブジェクトのディクショナリ。 |
TypeArgument | ドロップダウン選択 | 任意の型を選択する。 | |
スクリプト | チェック項目 | コマンドテキストがスクリプトの場合チェックを入れる。 | |
パブリック | チェック項目 | ログにアクティビティ内の変数と引数がログファイルに書き込まれ、Centerにプッシュされる。(詳細は「プロパティ項目「パブリック」について」を参照) | |
表示名 | 任意の文字列 | デザイナーパネルのアクティビティ名に反映される。 | |
一般 | エラーでも処理を続ける | 値を入力(Boolean型) | エラー時に後続の処理に進むかどうかを設定する。 |
出力 | 出力 | 値を入力(Collection型) | コマンドの実行によって返されるTypeArgumentObjectのコレクション。 |
入力 | コマンドテキスト | 値を入力(String型) | 実行するPowerShellのコマンド。 |
パラメータ | 値を入力 | PowerShellで規定されているオプション名を設定する。 | |
入力 | 値を入力(Collection型) | コマンドの実行に使用されるPSObjectのコレクション。 |
4.使い方
「PowerShell呼び出し」アクティビティを使用して、メモ帳を起動してみましょう。
スクリプトを設定する方法とパラメータを設定する方法があります。
「スクリプト」プロパティを設定する方法
まずはスクリプトを設定する方法についてご紹介します。「コア」>「呼び出し」> 「PowerShell呼び出し」をドラッグ&ドロップし、配置します。
プロパティの「スクリプト」にチェックを入れます。
プロパティの「コマンドテキスト」に文字列で「 "Start-Process -FilePath C:Windows\System32\notepad.exe" 」と入力します。
「ホーム > スタート」をクリック、または、「F5キー」押下でロボットを実行すると、メモ帳が起動します。
「パラメータ」プロパティを設定する方法
次に、パラメータを設定する方法についてご紹介します。まず、「コア」>「呼び出し」> 「PowerShell呼び出し」をドラッグ&ドロップし、配置します。
プロパティの「コマンドテキスト」に「 "Start-Process" 」と入力します。
プロパティの「パラメータ」にある「 ... 」をクリックします。
表示されたParametersパネルの「名前」に「FilePath」、「値」に「 "C:Windows\System32\notepad.exe" 」と入力します。「名前」にはPowerShellで規定されているオプション名を入力してください。
※PowerShell の Start-Processについては「Start-Process(Microsoft)」を参照してください
「ホーム > スタート」をクリック、または、「F5キー」押下でロボットを実行すると、メモ帳が起動します。