「Excelワークブックを閉じる」アクティビティのご紹介をします。
1.アクティビティのプログラム名
RCA.Activities.Excel.ExcelCloseWorkbook
2.説明
Studio バージョン ~2.0.2.0
クイックアクセス： 「Excel」＞「Excelワークブックを閉じる」
Studio バージョン 2.0.3.0~
クイックアクセス： 「Excel」＞「Interop」＞「Excelワークブックを閉じる」
指定したExcelワークブックを閉じることができるアクティビティです。「Excelアプリケーションスコープ」と共に使用します。
※動作を確認したコボットStudioのバージョン：2.0.4.0
※バージョンによって文言などが一部異なる場合がございます
3.プロパティ
| プロパティ項目 | プロパティ名 | 入力欄 | 説明 |
|---|---|---|---|
| その他 | パブリック | チェック項目 | ログにアクティビティ内の変数と引数がログファイルに書き込まれ、Centerにプッシュされる。（詳細は「プロパティ項目「パブリック」について」を参照） |
| 表示名 | 任意の文字列 | デザイナーパネルのアクティビティ名に反映される。 | |
| ワークブックを使用 | ワークブック | 値を入力（WorkbookApplication型） | 閉じる必要のあるExcelワークブックを指定することができる。 |
4.使い方
事前準備として、プロジェクトフォルダ内配下に「Data」フォルダを作成し、その中に「Sample.xlsx」を予め作成しておきます。
まずは「Excel」>「Interop」> 「Excelアプリケーションスコープ」をドラッグ＆ドロップし、配置します。
次に、プロパティにある「ワークブックパス」に、開きたいExcelのファイルパスを文字列かString型の変数（この例の場合では「"Data\Sample.xlsx"」）で入力します。さらに「出力」>「ワークブック」にWorkbookApplication型で作成した変数（この例の場合では「waExcelClose」）を入力します。変数の作成については「変数の作成」をご覧ください。
「Excelアプリケーションスコープ」内にある「実行」には、開いているExcelで操作したい内容を適宜設定してください。
「Excel」>「Interop」>「Excelワークブックを閉じる」を配置します。
プロパティの「ワークブック」に「Excelアプリケーションスコープ」のプロパティ「出力」>「ワークブック」で設定したものと同じWorkbookApplication型の変数（この例の場合では「waExcelClose」）を入力します。
「ホーム > スタート」をクリック、または、「F5キー」押下で実行します。Excelワークブック（この例の場合は「Sample.xlsx」）を開き、その後Excelワークブックが閉じられます。
※このワークフローだけでは処理が速く開く・閉じるの動作が見えない場合は、実行内に「待機」などのアクティビティを配置してしてください。