Outlookのアカウント情報を取得する「Outlookアカウント情報取得」アクティビティについてです。
1.アクティビティのプログラム名
RCA.Activities.Mail.GetAccounts
2.説明
Studio バージョン ~2.0.2.0
クイックアクセス: 「ツールボックス」 > 「メール」 > 「Outlookアカウント情報取得」
Studio バージョン 2.0.3.0~
クイックアクセス: 「ツールボックス」 > 「メール」 > 「Outlook」 > 「Outlookアカウント情報取得」
Outlookのアカウント情報を取得するアクティビティです。Outlookに設定されている、すべてのアカウント情報を取得します。
※動作を確認したコボットStudioのバージョン:2.0.1.6
※バージョンによって文言などが一部異なる場合がございます
3.プロパティ
プロパティ項目 | プロパティ名 | 入力欄 | 説明 |
---|---|---|---|
その他 | パブリック | チェック項目 | ログにアクティビティ内の変数と引数がログファイルに書き込まれ、Centerにプッシュされる。(詳細は「プロパティ項目「パブリック」について」を参照) |
表示名 | 任意の文字列 | デザイナーパネルのアクティビティ名に反映される。 | |
出力 | 出力アカウント名 | 値を入力(String[]型) | Outlookに設定されているアカウント情報を格納します。 |
4.使い方
アクティビティ「メール > Outlookアカウント情報を取得」を、ツールボックスからデザイナーパネルにドラッグ&ドロップで配置します。
Outlookから取得したアカウント情報の格納先の設定です。プロパティパネルの「出力 > 出力アカウント名」にString[]型の変数「accounts」を指定します。変数が作成されていない場合、String[]型の変数を作成し設定してください。「プロパティから作成する」で変数を作成すると、String[]型で作成されます。※変数の作成については「変数の作成」を参照してください。
取得したアカウント情報を確認してみましょう。アクティビティ「コントロールフロー > 繰り返し(コレクションの各要素)」を、ツールボックスからデザイナーパネルにドラッグ&ドロップで配置し、アクティビティ内「価値」にOutlookアカウント情報を格納した「accounts」を指定します。プロパティパネルの「その他 > TypeArgument」は「String」を選択します。※このアクティビティについての詳細は「繰り返し(コレクションの各要素)」を参照してください。
アクティビティ「コア > メッセージボックス」をツールボックスからデザイナーパネルにドラッグ&ドロップで配置し、アクティビティ内「テキスト」に「item」と設定します。
「ホーム > スタート」をクリック、または、「F5キー」押下で実行します。
実行結果です。Outlookに設定されているアカウント情報が表示されました。