データテーブルを文字列に変換する「データテーブルを出力」アクティビティについてです。
1.アクティビティのプログラム名
RCA.Activities.Core.OutputDataTable
2.説明
Studio バージョン ~2.0.2.0
クイックアクセス: 「ツールボックス」 > 「データテーブル」 > 「データテーブルを出力」
Studio バージョン 2.0.3.0~
クイックアクセス: 「ツールボックス」 > 「コア」 > 「データテーブル」 > 「データテーブルを出力」
データテーブルの内容をCSV形式の文字列に変換するアクティビティです。CSVファイルとして保存したい場合は「CSVファイルに書き込む」アクティビティを利用します。
※動作を確認したコボットStudioのバージョン:2.0.1.6
※バージョンによって文言などが一部異なる場合がございます
3.プロパティ
プロパティ項目 | プロパティ名 | 入力欄 | 説明 |
---|---|---|---|
その他 | パブリック | チェック項目 | ログにアクティビティ内の変数と引数がログファイルに書き込まれ、Centerにプッシュされる。(詳細は「プロパティ項目「パブリック」について」を参照) |
表示名 | 値を入力(String型) | デザイナーパネルのアクティビティ名に反映される。 | |
出力 | テキスト | 値を入力(String型) | 出力先のString型変数を指定する。 |
入力 | データテーブル | 値を入力 (DataTable型) | データテーブルの変数を指定する。 |
4.使い方
「データテーブルをビルド」で作成したデータテーブルの内容を、「データテーブルを出力」アクティビティを使用し、文字列に変換してみましょう。
アクティビティ「データテーブル > データテーブルを出力」を、ツールボックスからデザイナーパネルにドラッグ&ドロップで配置します。
プロパティの「入力 > データテーブル」に、文字列にしたいデータテーブルの変数名を設定します。例では、「rateTable」一文字目の「r」を入れると「rateTable」が候補として表示されるので、Enterキーを押下すると「rateTable」が入ります。
プロパティの「出力 > テキスト」に、変換した文字列を格納する変数を設定します。変数の作成は、プロパティパネルからも可能です。出力の「テキスト」入力欄をクリックで選択後、右クリックします。表示されたコンテキストメニューから「変数を作成」をクリックします。(※コンテキストメニューからではなく、ショートカットキー[Ctrl + K]でも変数の作成ができます。)
「名前:」とポップアップ表示されます。変数名を入力後 Enterキーを押下します。これでプロパティに変数名が設定できました。例では、変数名を「result」としています。
プロパティの「テキスト」から作成した変数は、String型で作成されます。変数タブをクリックし、作成した変数の確認ができます。
「ホーム > スタート」をクリック、または、「F5キー」押下で実行すると、データテーブル「rateTable」の内容が文字列に変換されます。
※変換した文字列を出力し確認する場合、「1行を書き込む」で出力パネルに表示したり、「行ごとに処理」でメッセージボックスに表示してください。
「1行を書き込む」で出力パネルに表示・確認する場合の画面は次の通りです。