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Outlookメールを送信

Outlook からメールを送信する「Outlookメールを送信」アクティビティについてです。

目次
  1. アクティビティのプログラム名
  2. 説明
  3. プロパティ
  4. 使い方


1.アクティビティのプログラム名

RCA.Activities.Mail.SendOutlookMail


2.説明

Studio バージョン ~2.0.2.0

  クイックアクセス: 「ツールボックス」 > 「メール」 > 「Outlookメールを送信」

Studio バージョン 2.0.3.0~

  クイックアクセス: 「ツールボックス」 > 「メール」 > 「Outlook」 > 「Outlookメールを送信」

Outlook からメールを送信するアクティビティです。コボットとして動作する端末に、アカウントが設定済みでメールの送信が可能なMicrosoft Outlookがある場合に利用できます。メールサーバーへの接続について気にする必要がないため、Microsoft Outlookがインストールされている場合のメール送信については、このアクティビティの使用を検討した方がいいでしょう。Microsoft Outlookがインストールされていない場合は別のアクティビティを使用してください。

※動作を確認したコボットStudioのバージョン:2.0.1.6
※バージョンによって文言などが一部異なる場合がございます


3.プロパティ

プロパティ項目プロパティ名入力欄説明
オプション下書きチェック項目チェックするとメールメッセージがOutlookの下書きに保存される。
本文がHTMLチェック項目メールメッセージの本文をHTML形式で記述した場合にチェックする。HTML形式で記述しチェックをしない場合、HTMLタグも本文として扱われる。
その他パブリックチェック項目ログにアクティビティ内の変数と引数がログファイルに書き込まれ、Centerにプッシュされる。(詳細は「プロパティ項目「パブリック」について」を参照)
表示名任意の文字列デザイナーパネルのアクティビティ名に反映される。
メール件名値を入力(String型)メールメッセージの件名を設定。
本文値を入力(String型)メールメッセージの本文を設定。
一般タイムアウト値を入力(Int32型)メール送信を中断するまでの時間(ミリ秒)。設定した時間を過ぎると送信処理を停止し、エラーをスローする。設定しない場合は、既定値は 30000 ミリ秒 (30 秒) 。
受信者Bcc値を入力(String型)メールメッセージの送信先を設定。ここに指定した送信先は、すべての受信先で非表示となる。「;」で区切ると、複数の送信先が設定可能。
Cc値を入力(String型)メールメッセージの送信先を設定。メインでの送信先となる「宛先」以外にも送信したい場合に設定(参考に送信したい場合など)。「;」で区切ると、複数の送信先が設定可能。
宛先値を入力(String型)メールメッセージの送信先を設定。「;」で区切ると、複数の送信先が設定可能。
添付ファイル添付ファイルコレクション[Files] の値を入力(String型)メールメッセージにファイルを添付する場合に設定。対象のファイルパスを設定する。「添付ファイルのコレクション」プロパティと両方に指定した場合、どちらもメールメッセージに添付される。
添付ファイルのコレクション値を入力(IEnumerable<String>型)メールメッセージにファイルを添付する場合に設定。対象のファイルパスを設定する。「添付ファイル」プロパティと両方に指定した場合、どちらもメールメッセージに添付される。
転送メールメッセージ値を入力(MailMessage型)メールメッセージを転送する場合に設定する。
入力アカウント値を入力(String型)メールメッセージの送信元アカウントを設定する。


4.使い方

アクティビティ「メール > Outlookメールを送信」を、ツールボックスからデザイナーパネルにドラッグ&ドロップで配置します。


プロパティを設定します。今回は1つの宛先に2つのファイルを添付し送信します。まず「宛先」「件名」「本文」「送信元のアカウント」を設定します。

宛先 … アクティビティ内「宛先」に送信先を指定します。複数指定したい場合は「;」で区切ります。プロパティパネルの「受信者 > 宛先」でも指定できます。
件名 … アクティビティ内「件名」にメールメッセージの件名を指定します。プロパティパネルの「メール > 件名」でも指定できます。
本文 … アクティビティ内「本文」にメールメッセージの本文を指定します。プロパティパネルの「メール > 本文」でも指定できます。この本文をHTML形式で記述した場合、プロパティパネルの「オプション > 本文がHTML」にチェックを入れてください。
※本文を「"<p><span style="color:#FF0000;">画面キャプチャと文面</span>を添付します。</p>"」と指定した場合、「本文がHTML」プロパティの値により、本文は以下のように送信されます。
チェックあり … 「画面キャプチャと文面を添付します。」
チェックなし … 「<p><span style="color:#FF0000;">画面キャプチャと文面</span>を添付します。</p>」
アカウント … プロパティパネルの「入力 > アカウント」に送信元アカウントを指定します。


添付ファイルの指定です。今回は同じフォルダ内にある「アクティビティ配置_キャプチャ.png」「アクティビティ配置_文面.txt」を添付します。


アクティビティ内「ファイルを添付」をクリックします。


ファイルを添付するポップアップウィンドウが表示されます。「引数の作成」をクリックします。


「値」にファイルパスを指定します。添付したいファイルが同じフォルダにある場合、ファイル名のみで指定できます。値に「"アクティビティ配置_キャプチャ.png"」を設定します。※同じフォルダにないファイルを添付する場合、「"C:\kobot\アクティビティ配置_キャプチャ.png"」や「"..\アクティビティ配置_キャプチャ.png"」のように、ファイルの場所とファイル名を記述してください。


同じ手順で「"アクティビティ配置_文面.txt"」を設定します。


設定したファイルは「↑」「↓」で順序を入れ替えたり、「×」でFilesコレクションから削除できます。


「OK」ボタンをクリックします。


※プロパティパネルの「添付ファイル > 添付ファイルのコレクション」から指定したい場合は、「{"対象ファイルのパス", … }」と記述します。今回の場合だと「{"アクティビティ配置_キャプチャ.png","アクティビティ配置_文面.txt"}」と設定します。先ほどの「ファイルを添付」から設定した場合と同じ結果になります。「添付ファイル」「添付ファイルのコレクション」プロパティの両方に指定した場合、指定したファイルすべてが添付されます。


「ホーム > スタート」をクリック、または、「F5キー」押下で実行します。


実行結果です。

●送信元端末の送信済トレイ

●送信先端末の受信トレイ

印刷
S
Shiori is the author of this solution article.

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