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フォルダをコピー(旧:ディレクトリをコピー)

「フォルダをコピー」アクティビティについてご紹介します。アクティビティの概要と使用例を参考に使い方をご説明します。

※コボットStudio2.0.3.0よりアクティビティ名称が「ディレクトリをコピー」から「フォルダをコピー」に変更されました。以前のアクティビティ名称で説明している場合がございます、ご了承のほどお願いいたします。

目次
  1. アクティビティのプログラム名
  2. 説明
  3. プロパティ
  4. 使い方
  5. サンプル


1. アクティビティのプログラム名

RCA.Activities.Core.CopyDirectory


2. 説明

  クイックアクセス: 「ツールボックス」 > 「コア」 > 「フォルダをコピー」

指定した場所にディレクトリ(フォルダ)を中身ごとコピーするアクティビティです。

※動作を確認したコボットStudioのバージョン:2.0.1.6
※バージョンによって文言などが一部異なる場合がございます


3. プロパティ 

プロパティ項目プロパティ名入力欄説明
オプションサブディレクトリをコピーチェック項目対象ディレクトリ内にあるディレクトリをコピー対象に含める。チェックしない場合は、コピー対象外となる
その他パブリックチェック項目ログにアクティビティ内の変数と引数がログファイルに書き込まれ、Centerにプッシュされる。(詳細は「プロパティ項目「パブリック」について」を参照)
表示名値を入力(String型)デザイナーパネルのアクティビティ名に反映される。
ディレクトリ


パス値を入力(String型)コピーしたいディレクトリのパス
移動先パス値を入力(String型)ディレクトリのコピー先のパス(対象ディレクトリの名前を含む)
「サブディレクトリについて」を参照
一般エラーでも処理を続ける値を入力(Boolean型)エラー時に後続の処理に進む


4. 使い方

「ディレクトリをコピー」アクティビティの使用例を参考に説明します。

【例】「C:\kobotStudio\テストフォルダ\Test」ディレクトリを「C:\kobotStudio\テストフォルダ2」ディレクトリ内にコピーする

コボットStudioの①「ディレクトリをコピー」アクティビティを、指定のシーケンス内にドラックアンドドロップで配置します。アクティビティを追加後、移動させたいディレクトリのパスと、移動先のディレクトリのパスを指定します。

下記画面キャプチャのイメージです。

上記の例を実現するために、
②「プロパティ」>「ディレクトリ」>「パス」「 "C:\kobotStudio\テストフォルダ\Test" 」
③「プロパティ」>「ディレクトリ」>「移動先パス」「 "C:\kobotStudio\テストフォルダ2\Test" 」
を入力すれば「ディレクトリをコピー」の設定が完成します。

また、「移動先パス」「"C:kobotStudio\テストフォルダ2\テストデータ"」を設定することで、Testディレクトリ内のデータはそのままにディレクトリ名を「Test」から「テストデータ」に変更してコピーすることが出来ます。



サブディレクトリについて

サブディレクトリは、対象のディレクトリの中に入っているディレクトリを指します。

コピー対象のディレクトリ「 "C:\kobotStudio\テストフォルダ\Test" 」の中身が次の画像のようになっている場合、「etc」がサブディレクトリとなります。


オプション「サブディレクトリをコピー」へのチェックの有無で、上記の「Test」フォルダをコピーした結果は、以下のようになります。

共通条件:
②「プロパティ」>「ディレクトリ」>「パス」「 "C:\kobotStudio\テストフォルダ\Test" 」
③「プロパティ」>「ディレクトリ」>「移動先パス」「 "C:\kobotStudio\テストフォルダ2\Test" 」

「サブディレクトリをコピー:チェックなし」のとき
「etc」フォルダはコピーされません。


「サブディレクトリをコピー:チェックあり」のとき
「etc」フォルダもコピーされます。

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Shiori is the author of this solution article.

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