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コボットStudio2.0.3.0利用時のChrome Driver設定方法

Chrome Driver設定についてご紹介します。

目次
  1. Chrome Driver設定について
  2. 設定手順

1.Chrome Driver設定について

Google Chrome 64bit版 Ver.95以上を新規インストールした場合にGoogle Chromeインストールパスが変更になった影響により、ブラウザ関連のアクティビティでエラーになるケースがございましたが、Studio 2.0.3.0にアップグレードしChrome Driverを設定することによってエラーなく動作するよう改善いたしました。

コボット Studio 2.0.3.0より前のバージョンで当手順を実施しても事象は改善しませんのでご了承ください。


2.設定手順

PCの管理者権限を保有しているユーザーでの実行を前提として記載いたします。※管理者権限がない場合、一部手順が異なります。ご了承ください。

まず、ご利用中のChromeバージョンを確認します。Chromeで「chrome://settings/help」にアクセスをし、バージョンを確認します。今回の場合は、「87.0.4280.88」です。

次に「ChromeDriver - WebDriver for Chrome」にアクセスし、利用しているChromeバージョンのリンクをクリックします。今回の場合は「87.0.4280.88」なので一致したリンクがありますが、最後の桁は一致している必要がないので「87.0.4280.XX」のリンクをクリックすれば問題ありません。

ページが遷移したら、「chromedriver_win32.zip」をダウンロードします。
※当手順を実施いただく場合のOSは64bit版だと思いますが、win32で問題ありません。

ダウンロードしたzipを解凍し、ご自身で決めた任意のパスに「chromedriver.exe」を配置します。
※後程このパスはシステム環境変数の設定画面で利用するので、「C:\ChromeDriver」などを作成し「chromedriver.exe」を配置するとわかりやすいです。

「システム環境変数の編集」画面を起動します。Windows上で「システム環境」というキーワードで検索すると簡単です。※類似している「環境変数を編集」画面がありますが、必ず「システム環境変数の編集」画面で設定してください。

「詳細設定」タブの下部にある「環境変数」をクリックします。

システム環境変数を作成するので、下部の「新規(W)」をクリックします。(もし特定のユーザーだけの環境変数で問題ない場合は、上部の「新規(N)」から作成します。

「新しいシステム変数」画面の「変数名」に「BROWSER_CHROME_DRIVER」、「変数値」に「chromedriver.exe」を配置したパス(今回の場合は「C:\ChromeDriver」)を入力し、「OK」をクリックします。

画面下部のシステム環境変数に「変数」=「BROWSER_CHROME_DRIVER」、「値」=指定したパス(今回の場合は「C:\ChromeDriver」)が反映されたことを確認します。(もし特定のユーザーだけの環境変数を設定した場合は、画面上部を確認します)

確認が終わったら、環境変数の設定画面はすべて「OK」をクリックし閉じます。

次にコボットのサービス再起動をします。PCを再起動、もしくは、サービスの画面から再起動します。サービスの画面から再起動する場合、Windows上で「サービス」というキーワードで検索すると簡単にサービスの画面を立ち上げることができます。

「kobot Service」をクリックし、「サービスの再起動」をクリックします。

サービスコントロール画面が出るのでそのまま待ちます。

コボットAgentを起動した状態でサービス再起動を実施すると、エラーメッセージが画面上に表示される場合がございます。メッセージ内の「OK」ボタンをクリックしてエラーメッセージを閉じていただければ問題ありません。

以上でChrome Driver設定は完了です。

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Saki is the author of this solution article.

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