コボットCenterのユーザーロールと権限について説明します。
目次
※動作を確認したコボットCenterのバージョン:2.0.1.3
※バージョンによって文言などが一部異なる場合がございます
1. ロールの考え方
ユーザー作成時に、コボットCenterの機能の利用権限(作業を許可する・許可しない)を個別に割り当てていくと、管理者の運用負担が増えてしまいます。コボットCenterでは管理者の運用負担を減らすため、ユーザーの役割ごとに応じた権限の設定である「ロール」があります。
2. 権限一覧
コボットCenterそれぞれの機能およびリソースに対する権限を設定できます。権限は以下のテーブルのように、5段階の権限があります。この5段階権限はの「弱い」から「強い」順で設計されています。
権限 | 機能・リソースに対しての権限 |
---|---|
無し | どの権限も付与されないため、メニューにも表示されない。 |
見る | 「情報の閲覧」が可能。 |
追加 | 「新規作成」が可能。合わせて [見る] の権限も付与。 |
編集 | 「修正」が可能。合わせて [見る] [追加] の権限も付与。 |
削除 | 「削除」が可能。合わせて [見る] [追加] [編集] の権限も付与。 |
3. デフォルトのロール
コボットCenterをインストールすると、「ROLE_ROBOT」「ROLE_USER」「ROLE_ADMIN」の3つのロールがデフォルトで登録されています。以下それぞれのロールのデフォルト権限が表示されています。
※デフォルトのロールを削除する事はできません。また、名称以外を編集した場合は内容が更新されますが、名称を編集すると、編集した名称と内容でロールが作成され、デフォルトロールの内容は変更されません。
ROLE_ROBOT
ROLE_USER
すべてのリソースに対して権限が付与されていないため、ログイン後、ダッシュボードのみ表示されます。
ROLE_ADMIN
ロール管理には表示されません。すべてのリソースに対して、すべての権限が付与されています。