「CSVファイルに書き込む」アクティビティのご紹介をします。
1.アクティビティのプログラム名
RCA.Activities.CSV.WriteCsvFile
2.説明
Studio バージョン ~2.0.2.0
クイックアクセス: 「ツールボックス」 > 「CSV」 > 「CSVファイルに書き込む」
Studio バージョン 2.0.3.0~
クイックアクセス: 「ツールボックス」 > 「Excel」 > 「CSV」 > 「CSVファイルに書き込む」
指定したデータテーブルにあるデータをCSVファイルに上書きします。
※動作を確認したコボットStudioのバージョン:2.1.1.1
※バージョンによって文言などが一部異なる場合がございます
3.プロパティ
プロパティ項目 | プロパティ名 | 入力欄 | 説明 |
---|---|---|---|
オプション | エンコーディング | 値を入力(String型) | 「名前」フィールドの値を使用し、エンコーディングの種類を設定する。 |
ヘッダの追加 | チェック項目 | 出力するCSVファイルに、データテーブルの列名を追加するかどうか設定できる。 | |
区切り文字 | ドロップダウン選択 | CSVファイルの区切り文字をTab、Comma、Semicolonの3つから選択する。 | |
その他 | パブリック | チェック項目 | ログにアクティビティ内の変数と引数がログファイルに書き込まれ、Centerにプッシュされる。(詳細は「プロパティ項目「パブリック」について」を参照) |
表示名 | 任意の文字列 | デザイナーパネルのアクティビティ名に反映される。 | |
ファイル | ファイルパス | 値を入力(String型) | 指定したいCSVファイルのパスを設定する。 |
入力 | データテーブル | 値を入力(DataTable型) | CSVファイルに上書きするデータテーブルを設定する。 |
4.使い方
事前準備として、プロジェクトフォルダ内配下に「Data」フォルダを作成し、その中に「Sample.csv」を予め作成しておきます。
※CSVファイルの内容については下図を参考にしてください。
「データテーブルをビルド」で作成したデータを「Sample.csv」に書き込みしてみましょう。
「データテーブルをビルド」の後に、「Excel」>「CSV」> 「CSVファイルに書き込む」をドラッグ&ドロップし、配置します。
※「データテーブルをビルド」 のプロパティにある「データテーブル」で使用する変数は「データテーブルをビルド」のページで使用したものと同じ変数( この例では「 rateTable 」)を使用しています。変数の作成については「変数の作成」を参照してください。
プロパティにある「ファイル」>「ファイルパス」に文字列かString型の変数( この例の場合では、文字列で「 "Data\Sample.csv" 」)を入力し、さらに「入力」>「データテーブル」に、DataTable型の変数( この例の場合では「 rateTable 」)を入力します。
※「CSVファイルに書き込む」のプロパティにある「オプション」>「エンコーディング」を使用する場合、使用可能なエンコードの種類は「Encoding Class(Microsoft)」に記載の「List of encodings」の部分等を参照してください。
「ホーム > スタート」をクリック、または、「F5キー」押下でロボットを実行後、「Sample.csv」を開きます。「データテーブルをビルド」で作成したデータが「Sample.csv」に書き込まれたことを確認してください。
元々あった「南アフリカ ランド」のデータは上書きされ、「データテーブルをビルド」で作成したデータのみになります。
今回は「ヘッダの追加」プロパティはデフォルトの状態(チェックが入っている)のまま実行したので、「Sample.csv」にヘッダが書き込まれていますが、チェックを外して実行をするとヘッダは書き込まれません。