専用のアクティビティが用意されていない、exeファイルなどのアプリケーションの開き方についてご紹介します。
※ExcelやWord、ブラウザなど専用のアクティビティが存在するものについては、各記事をご参照ください。
※動作を確認したコボットStudioのバージョン:2.2.0.1
※バージョンによって文言などが一部異なる場合がございます
1. 「ウィンドウを開く」アクティビティを使用する方法
「ウィンドウを開く」アクティビティを用いてアプリケーションを開くことが出来ます。
詳細はこちらの記事「ウィンドウを開く」の「4.使い方」をご参照ください。
2. 「ファイル名を指定して実行」を使用する方法
「Windowsキー」を押しながら「Rキー」を押すことで、「ファイル名を指定して実行」というボックスを表示することが出来ます。こちらのボックスで、起動したいアプリケーションを指定すると、そのアプリケーションを起動することが出来ます。
例:メモ帳を開く
準備:「Windowsキー」と「Rキー」を同時に押し、「ファイル名を指定して実行」ボックスを表示させます。
1.「ウィンドウアプリケーション」>「ショートカットキーを送信」アクティビティを配置し、
「Windowsキー」と「Rキー」を設定します。
2.「ウィンドウアプリケーション」>「文字入力」アクティビティを配置し、テキストに「"notepad"」を指定します。
3.「文字入力」アクティビティの「要素を指定」をクリックし、「ファイル名を指定して実行」ボックスの入力欄を選択します。
4.「ウィンドウアプリケーション」>「クリック」アクティビティを配置し、「要素を指定」で「ファイル名を指定して実行」ボックスの「OK」を選択します。
3. 「クリック」や「画像をクリック」アクティビティを使用する方法
「ウィンドウアプリケーション」>「クリック」アクティビティや、「コア」>「イメージ」>「画像をクリック」アクティビティを活用し、デスクトップ上やタスクバー上にあるアプリケーションや、Windowsロゴ(スタートボタン)をクリックすると現れるアプリケーションなど、対象アプリケーションをクリックして起動させることも可能です。
例えば、Windows 10にあらかじめ搭載されているSnipping ToolをWindowsロゴ(スタートボタン)からクリックして起動させたい場合、「クリック」アクティビティで「Windowsロゴ(スタートボタン)」をクリック>「画像をクリック」アクティビティで「#」をクリック>「画像をクリック」アクティビティで「W」をクリック>「画像をクリック」アクティビティで「Windows アクセサリ」をクリック>「画像をクリック」アクティビティで「Snipping Tool」をクリックにて、Snipping Toolを起動できます。