Excelファイルから指定したシート名を取得する「Excelシート名を取得」アクティビティについてです。
1. アクティビティのプログラム名
RCA.Activities.Excel.ExcelGetWorkbookSheet
2. 説明
Studio バージョン ~2.0.2.0
クイックアクセス: 「ツールボックス」 > 「Excel」 > 「Excelシート名を取得」
Studio バージョン 2.0.3.0~
クイックアクセス: 「ツールボックス」 > 「Excel」 > 「Interop」 > 「Excelシート名を取得」
Excelファイルからインデックスに基づいたシート名を取得し、変数に格納します。インデックスがシート範囲を超えている場合、System.ArgumentOutOfRangeException がスローされエラーとなります。このアクティビティは、Excelアプリケーションスコープ内でのみ使用できます。
※動作を確認したコボットStudioのバージョン:2.0.1.6
※バージョンによって文言などが一部異なる場合がございます
3. プロパティ
プロパティ項目 | プロパティ名 | 入力欄 | 説明 |
---|---|---|---|
その他 | パブリック | チェック項目 | ログにアクティビティ内の変数と引数がログファイルに書き込まれ、Centerにプッシュされる。(詳細は「プロパティ項目「パブリック」について」を参照) |
表示名 | 任意の文字列 | デザイナーパネルのアクティビティ名に反映される。 | |
出力 | シート | 値を入力(String型) | 取得したシート名を格納する変数を設定する。 |
入力 | インデックス | 値を入力(Int32型) | 取得するシートをインデックスで指定する。インデックスは、シート左より0から始まる連番となる。設定値がシート範囲を超えている場合、System.ArgumentOutOfRangeException がスローされる。 |
4.使い方
プロジェクトフォルダにあるExcelファイル「シート名取得サンプル.xlsx」から一番左のシート名を取得する場合を見ていきましょう。
アクティビティ「Excel > Excelアプリケーションスコープ」を、ツールボックスからデザイナーパネルにドラッグ&ドロップで配置し、アクティビティ内「ワークブックパス」に「"シート名取得サンプル.xlsx"」を指定します。※「Excelアプリケーションスコープ」アクティビティについては「Excelアプリケーションスコープ」を参照してください。
アクティビティ「Excel > Excelシート名を取得」を、ツールボックスからデザイナーパネルにドラッグ&ドロップで配置します。
シート名を取得したいシートを指定します。一番左のシートのインデックスは「0」です。プロパティパネルの「入力 > インデックス」に「0」を設定します。
取得したシート名を格納する変数を指定します。プロパティパネルの「出力 > シート」に String型の変数「sheetName」を設定します。変数のスコープは「シーケンス」とします。変数が作成されていない場合、String型の変数を作成し設定してください。「プロパティから作成する」で変数を作成すると、String型で作成されます。※変数作成についての詳細は「変数の作成」を参照してください。
取得したシート名を確認しましょう。アクティビティ「コア > メッセージボックス」をツールボックスからデザイナーパネルにドラッグ&ドロップで配置し、アクティビティ内「テキスト」に「sheetName」と設定します。
「ホーム > スタート」をクリック、または、「F5キー」押下で実行します。
実行結果です。一番左のシート名「月曜」が表示されました。