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クリック

Javaの「クリック」アクティビティについてご紹介します。アクティビティの概要と使用例を参考に使い方をご説明します。

1.アクティビティのプログラム名

RCA.Activities.Java.Click

2.説明

  クイックアクセス: 「ツールボックス」 > 「Java」 > 「クリック」

Javaアプリケーション内の要素をクリックします。

※動作を確認したコボットStudioのバージョン:2.0.3.0、2.0.4.0
※バージョンによって文言などが一部異なる場合がございます


3.プロパティ

プロパティ項目プロパティ名入力欄説明
オプションアニメートマウスチェック項目画面上をカーソルがスライドします。
仮想クリックチェック項目カーソルがある場所をシミュレートクリックします。
その他OffsetX値を入力(Int32型)「クリックする位置」で指定した場所を0として、水平方向にクリック位置を変更したい際に設定します。
正の値:→方向
負の値:←方向
OffsetY値を入力(Int32型)「クリックする位置」で指定した場所を0として、垂直方向にクリック位置を変更したい際に設定します。
正の値:↓方向
負の値:↑方向
パブリックチェック項目ログにアクティビティ内の変数と引数がログファイルに書き込まれ、Centerにプッシュされる。(詳細は「プロパティ項目「パブリック」について」を参照)
表示名任意の文字列デザイナーパネルのアクティビティ名に反映される。
一般エラー時に続行値を入力(Boolean型)エラー時に後続の処理に進む。
タイムアウト値を入力(Int32型)エラーになる前に指定した時間待機する。
入力From値を入力(JavaElement型)設定された値をルートとして、「セレクタを編集」で指定された要素を検索します。
クリックタイプドロップダウン選択クリックの種類を選択します。
セレクタを編集値を入力(String型)「要素を指定」で設定した要素の詳細が反映されます。ここで設定した要素を取得します。
「セレクタを編集」「入力エレメント」のどちらか一方のみ設定できます。
入力エレメント値を入力(JavaElement型)設定された要素を取得します。
「セレクタを編集」「入力エレメント」のどちらか一方のみ設定できます。

「クリック」アクティビティの「入力>クリックタイプ」プロパティには4つ選択肢が用意されています。

「クリックタイプ」プロパティ内容
LeftClick左シングルクリック(1回クリック)
LeftDoubleClick左ダブルクリック(2回素早くクリック)
RightClick右シングルクリック(1回クリック)
RightDoubleClick右ダブルクリック(2回素早くクリック)


4.使い方

「クリック」アクティビティの使用例を参考に説明します。

【例】Javaアプリケーション上の任意の要素をクリックする

デザイナーパネル上にあらかじめ「Java Guiスコープ」アクティビティを配置し、操作したいJavaアプリケーションを指定しておきます。

今回は以下のような画面が表示されるJavaアプリケーション内の「kobot,ready?」のチェックボックスをクリックして、チェックを入れてみます。

「クリック」アクティビティをあらかじめ設置した「Java Guiスコープ」アクティビティ内にドラッグ&ドロップで配置します。

「要素を指定」をクリックして、取得したいテキストの要素を取得します。表示された画面左側縦の列内で指定が可能です。※Javaアプリケーションでの要素の取得方法は「セレクタの取得方法(Java)」をご参照ください。

チェックボックスにチェックを入れるには左クリックを1回だけ実施したいので、「クリック」プロパティはデフォルトの「LeftClick」のままにしておきます。

要素を指定します。

「ホーム > スタート」をクリック、または、「F5キー」押下で実行すると、Javaアプリケーション内の指定した要素をクリックします。※「アニメートマウス」プロパティにチェックを入れておくと、ワークフロー実行時に画面上でカーソルののアニメーションを確認できます。

今回はチェックボックスにチェックが入りました。


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Shiori is the author of this solution article.

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