Excelシートを選択 | コボットPortal

Excelファイル上で指定したシートをアクティブにする「Excelシートを選択」アクティビティについてです。

RCA.Activities.Excel.ExcelSelectSheet

クイックアクセス： 「ツールボックス」 > 「Excel」 > 「Excelシートを選択」

クイックアクセス： 「ツールボックス」 > 「Excel」 > 「Interop」 > 「Excelシートを選択」

「Excelアプリケーションスコープ」内で利用します。指定したシートをアクティブにします。アクティブにした後に自動保存はされないため、保存をしたい場合は「Excelワークブックを保存」アクティビティなどと組み合わせる必要があります。

※動作を確認したコボットStudioのバージョン：2.0.1.8、2.0.2.0
※バージョンによって文言などが一部異なる場合がございます

プロパティ項目	プロパティ名	入力欄	説明
その他	パブリック	チェック項目	ログにアクティビティ内の変数と引数がログファイルに書き込まれ、Centerにプッシュされる。（詳細は「プロパティ項目「パブリック」について」を参照）
その他	表示名	任意の文字列	デザイナーパネルのアクティビティ名に反映される。
入力	シート名	値を入力（String型）	選択するシート名を設定する。

指定したシートをアクティブにする流れをご紹介します。

予め複数シートが含まれているExcelファイルを準備します。今回はプロジェクトフォルダ内に「シート選択サンプル.xlsx」を準備しました。「Center」「Studio」「Agent」の3つのシートがあります。開いた直後にアクティブになっているシートは「Center」です。

まず「Excelアプリケーションスコープ」アクティビティをドラッグアンドドロップでデザイナーパネルに配置します。

「ファイル＞ワークブックパス」プロパティに「"シート選択サンプル.xlsx"」を入力します。

「Excel＞Excelシートを選択」アクティビティをドラッグアンドドロップでデザイナーパネルに配置します。

今回は一番右の「Agent」シートを選択します。「入力＞シート名」プロパティに「"Agent"」を入力します。なお、「入力＞シート名」プロパティに存在しないシート名を入力した場合は、実行時にエラーになります。※シートは1つのみ指定が可能で、複数のシートを指定することはできません。

シートを選択しただけではファイルの上書き保存が実行されないので、「Excel＞Excelワークブックを保存」アクティビティをドラッグアンドドロップでデザイナーパネルに配置し、「シート選択サンプル.xlsx」ファイルが上書き保存されるようにします。

「ホーム > スタート」をクリック、または、「F5キー」押下で実行します。実行後に「シート選択サンプル.xlsx」ファイルを開くと、「Agent」シートがアクティブになっています。