Wordの「テキストを読み込む」アクティビティについてご紹介します。アクティビティの概要と使用例を参考に使い方をご説明します。
1.アクティビティのプログラム名
RCA.Activities.Word.ReadText
2.説明
クイックアクセス: 「ツールボックス」 > 「Word」 > 「テキストを読み込む」
対象のWordファイルに書かれている文章を取得します。
「Wordアプリケーションスコープ」アクティビティ内で使用します。
※動作を確認したコボットStudioのバージョン:2.0.1.8
※バージョンによって文言などが一部異なる場合がございます
3.プロパティ
プロパティ項目 | プロパティ名 | 入力欄 | 説明 |
---|---|---|---|
その他 | パブリック | チェック項目 | ログにアクティビティ内の変数と引数がログファイルに書き込まれ、Centerにプッシュされる。(詳細は「プロパティ項目「パブリック」について」を参照) |
表示名 | 任意の文字列 | デザイナーパネルのアクティビティ名に反映される。 | |
出力 | テキスト | 値を入力(String型) | Wordファイルから取得したテキストデータが格納される。 |
4.使い方
「テキストを読み込む」の使用例をを参考に説明します。
【例】任意のWordファイルから、テキストデータを取得する
「Wordアプリケーションスコープ」アクティビティで開きたいWordファイルを設定しておきます。今回はプロジェクトフォルダ内にある「Test.docx」を指定します。(「Test.docx」には「テスト文書」というテキストのみが入っている状態です。)
「テキストを読み込む」アクティビティを「Wordアプリケーションスコープ」アクティビティ内にドラッグアンドドロップで配置します。
次に、「出力>テキスト」プロパティにString型の変数textを設定します。
変数の設定方法については、 「変数の作成」をご参照ください。
データが取得出来ていることを確認するために、「メッセージボックス」アクティビティを「テキストを読み込む」アクティビティの下に設置します。
データが取得出来ていることを確認するために、「メッセージボックス」の「テキスト」プロパティに変数textを設定します。
「ホーム > スタート」をクリック、または、「F5キー」押下で実行すると、Wordファイル内のテキストがメッセージボックスに表示されます。