10進数を26進数に変換する「Excel取得列名」アクティビティについてです。
1.アクティビティのプログラム名
RCA.Activities.Excel.GetExcelColumnName
2.説明
Studio バージョン ~2.0.2.0
クイックアクセス: 「ツールボックス」 > 「Excel」 > 「Excel取得列名」
Studio バージョン 2.0.3.0~
クイックアクセス: 「ツールボックス」 > 「Excel」 > 「Interop」 > 「Excel取得列名」
Excelの列名は26進数で表示されます。「Excel取得列名」アクティビティを使用すると列番号(10進数)を列名(26進数)に変換でき、Excelの列名を確認しやすくなります。「Excelアプリケーションスコープ」アクティビティの中でも外でも使用可能です。
※動作を確認したコボットStudioのバージョン:2.0.1.8
※バージョンによって文言などが一部異なる場合がございます
3.プロパティ
プロパティ項目 | プロパティ名 | 入力欄 | 説明 |
---|---|---|---|
その他 | Result | 値を入力(String型) | 26進数の結果を出力する。 |
パブリック | チェック項目 | ログにアクティビティ内の変数と引数がログファイルに書き込まれ、Centerにプッシュされる。(詳細は「プロパティ項目「パブリック」について」を参照) | |
表示名 | 任意の文字列 | デザイナーパネルのアクティビティ名に反映される。 | |
入力 | 列インデックス | 値を入力(String型) | 26進数に変換したい10進数を設定する。 |
4.使い方
指定したExcelの列番号(10進数)を列名(26進数)に変換して、「出力」画面のログに表示する流れをご紹介します。
「Excel>Excel取得列名」アクティビティをドラッグアンドドロップでデザイナーパネルに配置します。(「Excelアプリケーションスコープ」アクティビティの中でも動作しますが、今回は「Excelアプリケーションスコープ」アクティビティを使用せずに説明します)
「入力>列インデックス」プロパティに「100」を入力します。
※ここで入力した数値が26進数に変換されます。
「その他>Result」プロパティに変数ColumnResult(String型)を設定します。変数の設定方法は「変数の作成」をご参照ください。
次に、「Excel取得列名」アクティビティで変換した列名を出力するために、「1行を書き込む」アクティビティをデザイナーパネルに配置します。
「その他>テキスト」プロパティに「 "Excel列名は" + ColumResult + "です" 」を入力します。
「ホーム > スタート」をクリック、または、「F5キー」押下で実行します。「出力」画面を確認すると、Excel取得列名のプロパティ「列インデックス」で入力した「100」という数字が26進数に変換され「Excel列名はCVです」と表示されています。
今回、列インデックスの数字は「100」で説明させて頂きましたが、指定する数値が「3」なら「C」、「10」なら「J」と表示されます。