Wordの「画像を追加」アクティビティについてご紹介します。アクティビティの概要と使用例を参考に使い方をご説明します。
1.アクティビティのプログラム名
RCA.Activities.Word.AddImage
2.説明
クイックアクセス: 「ツールボックス」 > 「Word」 > 「画像を追加」
対象のWordファイルの末尾に、指定した画像を挿入します。「Wordアプリケーションスコープ」アクティビティ内で使用します。
※動作を確認したコボットStudioのバージョン:2.0.1.8
※バージョンによって文言などが一部異なる場合がございます
3.プロパティ
プロパティ項目 | プロパティ名 | 入力欄 | 説明 |
---|---|---|---|
その他 | パブリック | チェック項目 | ログにアクティビティ内の変数と引数がログファイルに書き込まれ、Centerにプッシュされる。(詳細は「プロパティ項目「パブリック」について」を参照) |
表示名 | 任意の文字列 | デザイナーパネルのアクティビティ名に反映される。 | |
入力 | 画像ファイルパス | 値を入力(String型) | 挿入したい画像のファイルパスを設定する。 |
4.使い方
「画像を追加」の使用例をを参考に説明します。
【例】任意のWordファイルの末尾に、指定した画像を挿入する
「Wordアプリケーションスコープ」アクティビティで開きたいWordファイルを設定しておきます。今回はプロジェクトフォルダ内にある「Test.docx」を指定します。(「Test.docx」には「テスト文書」というテキストのみが入っている状態です。)
また、今回の例で追加する画像はプロジェクトフォルダ内にある「gazou.jpg」を使用します。
「画像を追加」アクティビティを「Wordアプリケーションスコープ」アクティビティ内にドラッグアンドドロップで配置します。
下図のフィールドまたは「プロパティ」>「入力」>「画像ファイルパス」に開きたいWordファイルのパスを設定します。
また、下図の入力欄の右側の「…」をクリックして、ファイルをGUIで指定することも出来ます。
「"gazou.jpg"」などのようにファイル名だけを入力した場合、プロジェクトフォルダ内の「gazou.jpg」ファイルのことを指します
「ホーム > スタート」をクリック、または、「F5キー」押下で実行すると、Wordファイルの末尾に指定した画像が挿入されます。