アセットの作成について説明します。共通で使用できるアセットと、Centerで設定しているエージェント毎に使用できるアセットが作成できます。
※動作を確認したコボットCenterのバージョン:2.0.2.1
※バージョンによって文言などが一部異なる場合がございます
1. アセットの型について
アセットの型はプルダウンで指定できます。
アセットの型 | 説明 |
---|---|
STRING | 文字列を入力 |
BOOL | 「true」「false」のいずれかをラジオボタンで設定 |
INTEGER | 整数を入力もしくは矢印ボタンで選択、半角数字以外は入力不可 |
CREDENTIAL | 認証情報(ユーザー名とパスワード)を入力 |
2. 「共通のアセット」の作成 ~環境変数の場合~
Centerから取得したURL情報をブラウザで開くワークフローに対しての、アセットの作成方法を見ていきましょう。
アセット作成対象のワークフロー(Studio画面)
Centerから取得したURL情報をブラウザで開くワークフロー
アセットの作成(Center画面)
メニューの「アセット」を選択し、「新規作成」ボタンをクリックします。
必要事項を入力し、「保存」ボタンをクリックします。
アセットが作成できました。
先ほどStudioで作成したロボットをAgentで実行すると、Centerで指定した値(https://から始まるURL)がブラウザで開きます。
3. 「共通のアセット」の作成 ~認証情報の場合~
Centerから認証情報を取得するワークフローに対しての、アセットの作成方法を見ていきましょう。
アセット作成対象のワークフロー(Studio画面)
Centerから取得した認証情報をメッセージボックスに表示するワークフロー※パスワード情報はSecureString型に入るので、途中で「代入」アクティビティを入れてString型に変換しています。Stringに変換したものを検証用にメッセージボックスに表示させます。
※参考 今回「代入」アクティビティでは、変数PW(String型)に対して、「認証情報を取得」アクティビティで出力した変数Password(SecureString型)を利用し、「new System.Net.NetworkCredential(string.Empty, Password).Password」を代入しています。
アセットの作成(Center画面)
メニューの「アセット」を選択し、「新規作成」ボタンをクリックします。
必要事項を入力し、「保存」ボタンをクリックします。
アセットが作成できました。
実行結果
実行対象のAgent画面
4. 「エージェント毎のアセット」の作成
同じ名称のアセットに対して、エージェント毎に異なる値を設定する方法のポイントを見ていきましょう。基本的な流れは「共通のアセット」と同じですが、アセットの作成画面で、「エージェント毎のアセット」タブに切り替えが必要です。
エージェントを選択します。
値を入力し、「追加」をクリックします。
画面下側に設定した情報が表示されます。