「重複する行を削除」アクティビティについてご紹介します。
1.アクティビティのプログラム名
RCA.Activities.Core.RemoveDuplicateRows
2.説明
Studio バージョン 2.0.2.0まで
クイックアクセス: 「ツールボックス」 > 「データテーブル」 > 「重複する行を削除」
Studio バージョン 2.0.3.0から
クイックアクセス: 「ツールボックス」 > 「コア」 > 「データテーブル」 > 「重複する行を削除」
データテーブル内のデータから、重複しているデータがある行を削除します。
※動作を確認したコボットStudioのバージョン:2.0.5.1、2.1.0.0
※バージョンによって文言などが一部異なる場合がございます
3.プロパティ
プロパティ項目 | プロパティ名 | 入力欄 | 説明 |
---|---|---|---|
その他 | パブリック | チェック項目 | ログにアクティビティ内の変数と引数がログファイルに書き込まれ、Centerにプッシュされる。(詳細は「プロパティ項目「パブリック」について」を参照) |
表示名 | 任意の文字列 | デザイナーパネルのアクティビティ名に反映される。 | |
出力 | データテーブルを出力 | 値を入力(DataTable型) | 出力するデータテーブルを設定する。 |
入力 | データテーブル | 値を入力(DataTable型) | 重複を確認するデータテーブルを設定する。 |
4.使い方
「データテーブルをビルド」で作成したデータテーブルの「中国 元 15.15」と「香港 ドル 13.83」の間に、「アメリカ ドル 107.21」を追加し、重複したデータのあるデータテーブルにします。これを「重複する行を削除」を使って削除してみましょう。
下図のように「データテーブルをビルド」、「データテーブルを出力」、「 1行を書き込む」を配置し、それぞれ必要な変数等を設定します。
データテーブルは次のように登録しておきます。(アメリカ ドルが重複した状態にしておきます)
※変数は「データテーブルを出力」ページで使用したものと同じ変数( この例では「 rateTable 」と「 result 」)を使用しています。
次に、「コア」>「データテーブル」> 「重複する行を削除」をドラッグ&ドロップし、配置します。
プロパティの「データテーブルを出力」と「データテーブル」に、DataTable型の変数(この例では「 rateTable 」)を入力します。
再び、実行結果確認のために「データテーブルを出力」と「1行を書き込む」を配置し、先程と同じ変数(この例では「 rateTable 」と「 result 」)を入力します。
※上で使用した「データテーブルを出力」と「1行を書き込む」をコピーし、貼り付ける方法でも問題ありません。
「ホーム > スタート」をクリック、または、「F5キー」押下でロボットを実行後、出力パネルを開きます。データテーブルのデータが書き込まれたあとに、データテーブル内の重複データが削除されたことを確認してください。
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