Wordの「PDFにエクスポート」アクティビティについてご紹介します。アクティビティの概要と使用例を参考に使い方をご説明します。
目次
1.アクティビティのプログラム名
RCA.Activities.Word.ExportToPDF
2.説明
クイックアクセス: 「ツールボックス」 > 「Word」 > 「PDFにエクスポート」
対象のWordファイルをPDFにエクスポートします。
「Wordアプリケーションスコープ」アクティビティ内で使用します。
※動作を確認したコボットStudioのバージョン:2.0.1.8
※バージョンによって文言などが一部異なる場合がございます
3.プロパティ
プロパティ項目 | プロパティ名 | 入力欄 | 説明 |
---|---|---|---|
その他 | パブリック | チェック項目 | ログにアクティビティ内の変数と引数がログファイルに書き込まれ、Centerにプッシュされる。(詳細は「プロパティ項目「パブリック」について」を参照) |
表示名 | 任意の文字列 | デザイナーパネルのアクティビティ名に反映される。 | |
入力 | ファイルパス | 値を入力(String型) | 指定したファイルパスにPDFファイルがエクスポートされる。 |
4.使い方
「PDFにエクスポート」の使用例をを参考に説明します。
【例】任意のWordファイルをPDFにエクスポートする
「Wordアプリケーションスコープ」アクティビティで開きたいWordファイルを設定しておきます。今回はプロジェクトフォルダ内にある「Test.docx」を指定します。(「Test.docx」には「テスト文書」というテキストのみが入っている状態です。)
「PDFにエクスポート」アクティビティを「Wordアプリケーションスコープ」アクティビティ内にドラッグアンドドロップで配置します。
下図のフィールドまたは「プロパティ」>「入力」>「ファイルパス」にエクスポート先のファイルパスを設定します。
また、下図の入力欄の右側の「…」をクリックして、ファイルをGUIで指定することも出来ます。
「"Test.pdf"」などのようにファイル名だけを入力した場合、プロジェクトフォルダ内に「Test.pdf」としてエクスポートされます。
「ホーム > スタート」をクリック、または、「F5キー」押下で実行すると、指定したファイルパスにWordファイルをPDF化したファイルが作成されます。